社会起業家の使命:ビジネスで社会問題を解決するとは!?

仕事

今回は私の夢であり、目標でもある「社会起業家」についてお話ししたいと思います。社会起業家って一体なんなのか?何をする起業家なのか?様々な疑問を本記事で解決していきます。

現代における社会問題

私たちが生きる社会において、現在様々な問題が提起されています。

気候変動や食品ロス、ジェンダー平等、貧困格差、人権問題などなど

それらをまとめた指標にSDGsというものがあります。

SDGsとは、「持続可能な開発目標」を英語で記述したときの頭文字をつなげた言葉(Sustainable Development Goals)であり、

地球と人々のために、私たちみんなが協力して、世界中の問題を解決しようとする大きな約束

のことです。

社会起業家とは

起業家はわかるけど、社会起業家って何?と思われる方もいると思います。

簡潔にいうと、

社会起業家とは、「世界の問題を解決するためにビジネスの方法を使う人」のことです。目的は、お金を稼ぐだけではなく、環境を守る、貧困を減らす、みんなが平等になるようにするなど、世界の困ったことを良くすることです。
社会起業家は、新しいアイデアや方法を考えて、これらの問題を解決しようとします。

今までは、寄付金活動やボランティア、NPOなどの利益を求めない形で社会問題解決を担ってきたところもありましたが、社会起業家はちゃんと利益を出しつつ、尚且つ社会問題を解決することが目的です。

これには、様々なアプローチがありますが、自身が解決したい社会問題をきちんと特定し、それに対して持続可能なビジネスモデルを確立することが求められます。また、問題を解決できるような新しいアイデアや解決を望む仲間と協力を惜しまない姿勢が大事です。

実際に成功している社会起業家の方々

Charlot Magayi

彼女はMukuru Clean Stovesという会社を設立しました。

彼女は、ケニアにおける家庭内の空気汚染に焦点を当て、安価で信頼性の高いクリーンな調理用ストーブを生産する社会企業を設立しました。これは、未開拓市場を対象とし、母親が子どもを安全に保ち、燃料消費を節約し、家庭内の空気汚染を減少させることを目的としています。

Fahad Ifaz

彼はiFarmerという会社を設立しました。

この会社は新興経済国の人々に持続可能で回復力のある解決策を提供することに焦点を当て、農家、土地所有者、投資家、作物の買い手をつなぐことで、包括的な農業供給チェーンを確立する役割を果たしています。このアプリとプラットフォームは、バングラデシュで71,000人以上の農家を対象としており、その成長は着実に加速しています​。

Carlo Mondavi

彼はMonarch Tractorという会社を設立しました。

この会社は持続可能な農業の促進に焦点を当て、世界で最も進んだ完全電動および自律型トラクターの導入を主導しています。このイノベーションは、農業の風景を世界中で革新しています。Monarch TractorのMK-Vは、農業で使用される従来のディーゼルトラクターによる大幅な炭素排出量を削減する可能性を持っています。

これらの起業家たちは、それぞれ異なる社会問題に取り組み、革新的な方法で解決策を提供しています。彼らの活動は、社会的な価値と経済的な価値を同時に生み出すことに成功しています。

実際に社会起業家として利益をあげているのか。すごいな。

社会起業の課題と機会

これからの社会起業の課題として

  • 社会への良い影響をちゃんと見ていない
  • データがバラバラである
  • 資金を出してくれる人との関係が足りない
  • 技術にお金をかけすぎる

これはつまり、「社会的な影響を理解し管理すること」です。

利益だけを追求してしまい、社会に与える影響を無視してしまってはいけませんし、活動データを一括で管理しないと伝えたい情報が伝わりません。また、活動資金を提供してくれる人々としっかりとしたコミュニケーションを図り、利益と社会へのポジテイブな影響をしっかりと伝えることが大事です。
それと、技術的な課題もあります。

それらを解決するためには、

  • 社会的な影響をちゃんと学ぶ
  • 他のビジネスのデータと一緒に管理する
  • 必要な技術を上手く選ぶ

これはつまり、「データとテクノロジーを賢く活用すること」です。

社会起業は社会に良い影響を与えながら成長していかなければならないので、きちんとした経営管理が必要なのです。

またこれから、社会起業家に期待されることとして

社会問題への対応と持続可能性への貢献

が挙げられます。

ビジネスにおいて社会問題を解決していくという社会的な責任の担い手という立場と、

先ほどお話ししたSDGsへの貢献をしていき

これからの社会にポジテイブな影響を与えていくという使命があります。

まさに、ビジネスで社会問題を解決するということですね。

私たちにできること

これまでの記事を読まれて、今すぐ社会起業家になれ!ということを伝えたいのではありません。

少しでも、社会問題に興味を持ち、私たちが生きるこの社会をより良いものにしていく姿勢を持って欲しいのです。

例えば
環境のために、分別をする、ポイ捨てをしないなど身近にできることを少しすれば良いのです。

あとは

  • 寄付をする
  • ボランティア活動に参加してみる
  • ニュースなどをみて社会問題に関心を持つ
  • 本などを読んで勉強する

などが挙げられます。

もし、自分が解決したい問題が見つかったり、新しいことにチャレンジしてみたい気持ちが高まったら

ぜひ、行動に移してください。

上記は社会起業家を支援するボーダーレス・ジャパンのサイトです。

ここでは、社会起業家の勉強ができるスクールや社会起業家とはなんぞや?といった疑問を解決できるところです。

私も、ここのスクールに2024年1月から通う予定です。

また、本も発行されているので、興味がある方はぜひ読んでみてください。

最後に

今回は社会起業家についてお話しさせていただきました。

社会起業家とは、

ビジネスで利益をあげつつ、社会問題を解決する起業家

のことです。

これから社会起業家によって、「持続可能な社会的影響の拡大とイノベーションの促進」が起こると予想されるので、一緒に社会問題に興味を持って未来を見ていきましょう。

ご意見・ご感想等ありましたら、コメント欄までお寄せください。

今回も、拝読ありがとうございました。

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