あなたを成功に導くカギ、習慣化の力とは!?

健康

習慣という言葉は聞いたことがあると思いますが、「習慣化」とは一体どういうことでしょうか?また、習慣化が人生を成功に導くとは何でしょうか?

本記事の結論として、

  • なぜ、人は習慣化することを難しいと感じるのか?
  • 習慣化が人生を成功に導くとは?
  • 習慣化するための方法

これらについて説明していきます。

習慣が変われば、人生が変わる。人生は習慣の積み重ねです。

習慣化(しゅうかんか)とは?

習慣化(しゅうかんか)とは、特定の行動や習慣を日常的に繰り返し行うことが、自然な習慣として身につくプロセスを指します。

簡単に言えば、ある行動や習慣が何度も繰り返され、その結果、その行動が自動的になり、日常生活の一部として組み込まれるようになることを指します。

朝起きてから、歯を磨いたり顔を洗ったりする行動も習慣化された行動といえますね。

「努力」と「我慢」の違い

この世には努力という言葉と我慢という言葉が溢れていますが、

習慣を作るにあたって、これら2つの言葉の違いをはっきりと理解することがとても大事です。

努力
 特定の目標や目的を達成するために行われる、意識的なエネルギーや労力の投入を指します。努力は、物事を実現し、困難や障害に対処するために必要な活動や行動を含みます。
 努力は、しばしば意志力や決意を伴います。困難や誘惑に立ち向かい、目標を達成するために強い意志を持つことが重要です。
 努力は一時的な活動ではなく、長期的な取り組みを含むことがあります。特に大きな目標を達成するためには、持続的な努力とコミットメントが必要です。

我慢
 困難、不快、苦痛、誘惑、不利益などの状況や感情に対処し、それを耐え忍ぶことを指します。我慢は一時的な快楽や安楽を犠牲にして、長期的な利益や目標を達成するために行われることがあります。
 我慢には忍耐と強い意志力が必要です。誘惑に屈せず、苦痛に耐え忍び、目標に向かって進むためには、精神的な強さが求められます。

どちらも、目標達成のためには必要な行動ですが、これらの言葉の大きな違いとして、

努力」は頑張った結果、自分が望む報酬が得られる

我慢」は頑張った結果、自分が望む報酬が得られない

我慢を続けていたら、精神的にとても悪いですね。

習慣化の難しさとは?

人はいざ、ある行動を習慣化しようとすると挫折してしまうことが多いです。

いわゆる「三日坊主」と言われています。

これはなぜ起こるのでしょうか?

習慣化の期間

習慣化に必要な期間​​は、18日〜254日(平均66日)という研究結果が出ています。 「最低でも3週間はかかる」と覚えておくとよいでしょう。

本能による抵抗

また、私たちの脳は新しいことに対する抵抗感が強いです。

これは、本能によるものであり、人は常に「安定」を求めるからです。

習慣化にために必要な「努力」と「我慢」

人は、すぐに自分が行った行動に対し報酬が欲しいものです。また目に見える結果が知りたいものです。

ですが、「習慣化」というのは時間がかかるものですよね。

なので、最初は「やってやるぞ!」と頑張って一日、二日、三日と頑張れるわけですが、頑張っても頑張っても目に見える結果は見えてこない。

つまり、自分の「努力」が報われていないと考えるわけです。

しかし、ダイエットや筋トレなどの行動を習慣化しようとした際に、これらの行動がすぐに結果に結びつくことはありません。

したがって、この「努力」が「我慢」になってしまい、継続できなくなってしまうわけです。

ここで、冷静になって考えてください。

習慣化には最初、「我慢」が絶対に必要なのです。すぐに報酬を欲しがってはいけません。

長期間の「我慢」がやがて必ず「努力」に変わる。つまり、報酬がもらえるのです。

人生を成功に導く習慣化の力とは?

では、習慣化はどのような効果を人生にもたらしてくれるのでしょうか?

一貫性と継続性

自分で達成したいゴールがある場合に一度だけの努力では何にもできません。
成功を達成するためには、一度だけの努力や一過性の行動では不十分であり、継続的な一貫性が必要です
習慣はこの一貫性と継続性を提供します

自動化

習慣となった行動は、意識的な努力や判断を必要とせずに自動的に実行されます。これにより、行動を取るための意志力やエネルギーを節約し、他の重要な課題や目標に集中することができます。

自己成長

習慣化は自己成長を促進します。新しいスキルを習得したり、健康的な習慣を身につけたりすることにより、自己価値感が向上し、自信を持つことができます。

ストレス軽減

習慣化によって、日常生活の中で予測可能なパターンとルーチンが築かれます。
これにより、不確実性やストレスが軽減され、成功への焦点を保ちやすくなります。

持続可能な変化

習慣化は一時的な変化ではなく、持続可能な変化をもたらします。成功を持続させるためには、一度きりの努力ではなく、日常的な習慣を維持することが不可欠です。

良い習慣を身につけることができれば、さまざまなメリットを享受できますね。

習慣化するための方法

では、ここからは習慣化するための方法を学んでいきましょう。

1. 記録をつけてやる気を出す

いざ、ある行動を続けようと頑張ってみたけど、続かない。

これは、先ほどもお話ししたように自分の努力がどれくらい成果が出たのかがわからないからなんです。

じゃあ、努力を数値化して見える化しようというのがこの方法です。

例えば、毎日のウォーキングを習慣化したい時に

カレンダーや日記帳に歩いた日の記録をつける。

これは、細かくなくても大丈夫で、単純に○印とか×印なんかでもいいです。

大切なのは、目に見えて自分で確認でき、今日も歩いたなぁと実感できることです。

これを行うだけで、自然とやる気が出てきます。

2. 自分がやりたいことを他人に公言する

この方法は昔から行われてきた習慣化のテクニックですが、

人は自分自身に約束するよりも他人と約束したほうが効果が高いのです。つまり、他人との約束の方が破りにくいわけです。

これはなぜかというと、

人には一貫性の法則1というものがあり、これはビジネスなどにも用いられていますが、

  1. 一度決めたことを途中でなかなか変えられない、続けてしまうといった内容です。
    例えば、買い続けている漫画が内容が面白くないと感じても、新刊が出るとつい買ってしまったり、好きな歌手の曲だからという理由だけでダウンロードするといった行動などです。
    また一旦観だした映画はたとえ途中で面白くないと感じた場合でも、最後まで見てしまうことなどが挙げられます。 ↩︎

この法則を利用することにより、先に習慣化したい行動を公言することで、自分自身から逃げないようにできます。

また、この法則の効果を高める方法として、宣言した人にその習慣化したい行動の途中成果を報告することが挙げられます。

SNS等を利用して発信しても同様の効果が得られます。

インスタグラムやX(旧ツイッター)を利用すると、効果が高まるんですね。

3. 自身の中に例外ルールを作る

例外ルール」とはなんぞや?という話ですが、

先ほどお話しした内容で、なぜ人は習慣化が難しいかというお話をしました。

その中に、習慣化の行動を新しく始めた際に

脳が新しい習慣を拒む

というお話をしました。これは、本能によるもので誰しもの脳が現状維持、つまり安定を望むからなのです。

逆を言えば、習慣化さえしてしまえば、脳はその行動を維持しようとしてくれるので、頑張らなくても行動を維持できるというわけなのです。

しかし、実際に行動を習慣化しようとした人もわかると思いますが、いざある行動を始めて三日目にイレギュラーなことが起きてしまった。

例えば、ランニングを習慣化しようとして三日目に雨が降ってしまった、または英語を一日30分は勉強しようと頑張ってはみたが、五日目にその日の仕事がとても忙しくてなかなか勉強する気が起きないといったことがあるとします。

こういった時にために、「例外ルール」を決めておくのです。

例えば、ランニングの場合に、雨が降った日は家の中で腕立て伏せを10回する

英語学習が忙しい時は、帰りの電車で3つだけ英単語を覚える

などです。

これは、自分自身を甘やかすためのルールではなく、習慣化のための行動に柔軟性を持たせるためのルールなのです。

最後に

今回は習慣化についてお話ししてきましたが、

習慣化のコツは

それが軌道に乗るまで行動をゼロにしないこと

なのです。

また、完璧主義の方は一回休んでしまうと次回頑張れなくなってしまいがちですが、休んでも大丈夫なのです。

大事なのは、

連続で休まないこと

です。

少しずつ変わっていく自分自身の行動を楽しみながら、続けていきましょう。

ご意見・ご感想等ありましたら、コメント欄までお寄せください。

今回も、拝読ありがとうございました。

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