なぜ、日本人は留学をするべきなのか?

体験記

自分なりに日本人の留学における可能性というのを考えてみました。

私と海外生活

実際留学を経験した上で思うことは「私は海外生活が向いていない」ということでした。元も子もないことですが、あらためて日本の生活環境の素晴らしさ日本食の美味しさを思い知りました。

初めて親元から離れ、一人暮らしを経験した大学生や社会人の方は「あぁ、自分はなんて恵まれていたのだろう。」とか「一人で暮らすのって大変だなぁ。これを両親は自分のためにやってくれていたのかぁ。」と家族のありがたみを感じることがあると思います。その延長線上で、初めて海外で生活すると日本の良さがあらためて感じられるのです。日本って素晴らしい国だったんだなぁと。

しかし、これは海外生活をするな!日本で暮らせ!という意味ではありません。私は一度若いうちに日本人は(できれば20代の間に、なぜならワーキングホリデービザが取得できるから)海外で生活するべきだと思っています。

日本人が留学をするべき理由

なぜなら、日本は当たり前ですが島国であり独自の文化があります。そして独自の国民性もあります。

私たちは日本についての歴史を学校で学び育ってきました。しかし、海外についてはどうでしょうか?今ではネットで海外の情報はすぐに知ることができます。また、オンライン会話で海外の人と話すことも容易です。ですが、そこに不便さはありません。快適です。そうです、日本は快適すぎるのです。また、そういった環境に属していると知識が偏ってしまいます

知識が偏るとは?

知識が偏るというのは、日本にいると日本に良い情報しか流れません。それは当たり前ですよね、なぜなら、わざわざ日本国内において日本に対して不利なことを流すメリットがないからです。

また、日本の国民性的に自国のことをとても大事にする傾向があります。なので、よく海外スポーツの応援に行った日本人が帰りにゴミを拾って帰ったという美談をニュースにし、それを流す傾向にあります。別に悪いことではないし、世界的に見ても尊重されるべき行動なので、ニュース自体を否定するつもりはありませんが、こういったニュースばかり流して、日本の悪い面には蓋をしていないでしょうか?

また、YouTubeなどでも日本はこんなに素晴らしい、日本の製品は海外でものすごい人気があるといった動画をよく目にしますし、実際閲覧数も多いです。

実際の日本の現状

しかしながら、実際はどうでしょうか。日本の経済力は年々落ちていますし、人口も減り続けています

日本でたくさん働いて安定した老後を迎えることができる時代は終わりました。(と言われています。)

今では政府主体で老後の資金を貯めてくださいと国民に訴えています。来年から新NISA制度も始まります。(これに関しては私も興味があるので、またあらためて記事投稿していきたいと思っています。)

自分自身で情報を見極めよう

話がだいぶずれてしまいましたが、私が言いたいことは日本にずっといて、日本の良い面ばかり見て日本の狭い価値観、情報だけを信じているのは勿体無いし今では危険ですらあるということです。

実際、私も留学を経験する前までは日本は安心安全な良い国だと思っていました。(良い国なのは確かです。)

しかし、留学先のいろいろな国の方と話をしたり違う文化に触れていく中で自分の価値観は変わりました

また、日本についてもっと知りたい、勉強したいという意欲も同時に湧きました。海外の人はめちゃめちゃ自分の将来のことについて考えています。(これも人によりますので、全員が全員ではないです。)肌感覚で、日本人より考えているなぁと感じました。

日本語だけしか知らないという危険性

また、これから衰退していく(と言われている)日本にいる中で、日本語だけしか話せないというのはとても勿体無いことです。

今現在、経済を回しているのは人口が多い国である中国やアメリカです。インドも最近人口が世界一になったので、経済成長が著しいですし、東南アジアの各国も稼ぎ頭である若い世代が多いので成長してきています。アフリカの各国も人口増加に伴い、経済が上向きです。

しかし、日本は経済成長が見込めません。なぜなら、人口が減っているからです。経済は人口に比例します、なので人口が減っている日本は経済が落ちていく一方なのです。

その国にいる中で、日本語しか話せないとなると危険です。とりあえず英語が話せるようになれば、海外で働くという選択肢が増えます、そして視野が広がります。狭い価値観から抜け出せます。

日本人における可能性

堅苦しい見出しですが、要は我々はまだまだ可能性に満ちているということです。

そんなこと知ってるよ!と聞こえてきそうですが、まずその第一歩が留学であればと思っております。

なぜなら、お金時間さえあれば誰でもできるからです。

海外生活は怖いとか一人で海外に行ったことがないから不安とか、行かない理由を探せばいくらでも見つかります。

しかし、留学を経験した人とそうでない人には大きな差が生まれてしまうと思っています。

それは、圧倒的な経験値の差です。

海外の情報は動画や本などで学ぶことはできますが、経験となると実際行った本人でしか得ることができません。ちょっとこの留学を代理で経験させてもらいますーといったようなことはできないのです。

あと、テレビやいろいろな書籍等でも言われていることですが、

今現在のあなたが一番若い!

今、行動しないと、この先老いる一方なのです。

最後に

留学の話から経済の話になってしまいましたが、実際全てのことは何かしら繋がっており個々で考えることはできません。

私自身海外生活において辛い思いもしましたが、振り返ると全てが私の経験値になり、この先の自分の人生の糧になると信じています。

ご意見・ご感想等ありましたら、コメント欄までお寄せください。

今回も、拝読ありがとうございました。

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