留学体験記② (アイルランド編)

体験記

前回体験記①を記載させていただきましたので、今回は2弾目を記載していこうと思います。

留学前の英語学習について

英語学習ですが、義務教育で習う程度の英語はある程度覚えていました。と言っても、細かい活用とかは忘れていましたが、中学英語程度の知識なら覚えている自信がありました。なので、アイルランドに行くまでにそこまで一生懸命に勉強はしませんでした。どうせ、向こう行ったら学校行って勉強するんだし、今やってもあまり意味ないでしょ。とさえ思っていました。

これと、

これを

繰り返しやっていました。効果があったのかどうかは正直よく分かりません。

留学前に英語学習は必要なのか

アイルランドに行った後での感想として、もっと英語をやっておけばよかったというのは誰にでもある反省点ですが、私の場合もっと英会話をやっておけばよかったなと感じました。

日本にいながら英会話を学ぶのはなかなか至難の技ですが、ある程度形作られている会話(How are you?How have you been?などのお決まり文句から、その回答I’m good.やIt couldn’t be better.など。(I’m fineはあまり使いません。)くらいであれば、独り言としても練習できますし、今ならオンライン英会話教材が山ほどあるので、それらを利用しても良いかと思います。

ハイブリット英会話スタイルで伸ばす「アクエス」

私が感じた事前に英会話を学ぶ上での重要性

何が重要かというと、英語で会話をする抵抗感をいち早くなくし緊張感を取り除くことがまず初めに大事です。

緊張していると、言いたいことも言えずただ笑顔で頷くのみの典型的な海外に慣れていない日本人になってしまいます。これに関しては、個人の性格にもよりますし、日頃から会話に慣れているという経験値の差もあると思いますが、大半の人は英語で会話をするということにも慣れておらず、緊張してしまうと思うのです。

と言うか、慣れていない人こそ海外に行って英語を学び英会話をしてほしいと思います。

私の現地での英語学習方法

アイルランドに行く前までは先ほど述べた通りの本を読むだけ。

あとアイルランドにおいて、英語学習として私がやったことは

  • 学校の授業をひたすら受ける
  • YouTubeを観る(英語で話しており、字幕も英語)
  • NetFlixでドラマや映画を見る(これも上記と同様)
  • Ted.comを見る
  • meetupというアプリを使い、Language Exchange(英語を学びたい日本人と日本語を学びたいアイルランドに住む英語を話す人が交流する場)に参加し、ひたすら会話する
  • 英語の曲を聴く

だいたいこんな感じでした。

端的に言うと、日本語の環境を絶った感じです。生活における全てを英語環境にし、頭の中に浮かぶイメージなども英語に置き換えていました。(日本語で浮かんだ言葉を英語にすぐ翻訳する感じです。)結構ストイックに行なっていた時期もあります。

しかし、この生活は結構辛いものでストレスをだいぶ受けたと思います。(もともとストレスが体調に出やすいのですが、肌荒れやお通じがその当時だいぶ悪くなりました)素直に英語を楽しめる人なら楽勝であり、そもそも苦ですらないと思いますが、私の場合は違いました。私と同じ考えの人もいるはずです。いて欲しいです…

アイルランドの魅力

アイルランドに対してネガティブキャンペーンをしてしまった気もしますが、アイルランド自体はとても素敵な国です。

他のヨーロッパの国に安く旅行できる

イギリスや他のヨーロッパの国々に近いので、格安で旅行できます。また、アイルランドから出国、入国する際はパスポートが必要ですが、他のヨーロッパの国同士を行き来する際にはシェンゲン協定が結ばれている国同士ならパスポートが要りません。だいぶ自由に行き来できます。

シェンゲン協定(シェンゲンきょうてい、英語: Schengen Agreement)は、ヨーロッパの国家間において国境検査なしで国境を越えることを許可する協定である。

日本語で「シェンゲン条約」と呼ばれる場合もあり、これは協定(agreement)の形式を取る条約(treaty)であるため間違いではないが、英語圏での正式名称であるSchengen Agreementをそのまま日本語訳した「シェンゲン協定」が一般的な呼称である。

WIkipediaより

格安で飛び回りたいなら、ライアンエアーがいいですよ。

アイルランドの気候

気候的には雨や曇りが多く寒いです。なので、少し雨が降ってもアイルランド人は傘をささず平気で歩きます。また、日本人からしたら上着を羽織りたいくらい寒い日も平気で薄着でいます。また、短パンなんかを履いています。

また、夏は私が実際いた時は体感1週間くらいしかありませんでした。エアコンがないお家が多いので、暑い時の対策は窓を開けるくらいです。(普通はそれで十分なくらい快適な温度です。)冬もそんなに寒くなく、日本の寒さと同程度か日本よりちょっと暖かいかなと思います。だいたいのお家にヒーターが備え付けてあるので、暖房はバッチリです。

アイルランドの物価

大事なことを書き忘れていましたが、物価は高いです。というか、ユーロが高い。(2023年10月11日現在1ユーロ=157.84円)なので、円からユーロへ変換する際は仰天します。食料品などの価格も日本のスーパーと比べたらだいぶ高いです。(日本が安すぎるだけですが)

物件を探すのが大変

あと、自分が住む物件を探すのが大変です。シェアハウスを探すのが普通ですが、探している人に対し物件が少ないためタイミングと根気強く探すことが大事です。

そのため、物件を探している人に対しての詐欺行為も問題になっています。例えば、この物件は競争が激しいから先に入金を済ませないと他の人に取られてしまうといったメッセージを相手に送りつけ、競争心を煽り入金を促すといったかたちがあります。

物件の大家とは英語でやり取りをするので、メッセージでも慣れないうちは大変です。

しかし、私は早めに行動した方がいいと思います。

なぜなら、ホームステイを計画している場合、ホームステイの家賃が高すぎるからです。

私もホームステイを最初は利用させてもらっていましたが、高すぎる!まぁ、ホームステイも立派なビジネスなので、仕方ありませんが(人によっては学校を仲介せず、直接家賃交渉し安く抑えている人もいましたが、全員が全員そういうことができるとは限りません。)

現地では、MixBやFacebookを使って探している人が大半でした。

ギネスビール

ビールが好きな人なら当然知っていると思いますが、

アイルランドではギネスビールが作られており、各パブで飲むことができます。だいたい一杯600mlくらいで日本円で1200円くらいで飲めます。生粋のアイルランド人(一緒のシェアハウスに住んでいるときに教えてもらった)曰く「各バーやパブによっても味が違うので面白いよ」とのこと。ちなみに、世界で一番美味しいと言われているギネスビールはギネスの工場の最上階で飲める出来立てのビールだそうです。(これはギネス工場のツアーに参加すれば一緒に飲むことができます。ツアー自体は有料です。)実際、飲みましたがめちゃめちゃ美味しかったです。

【黒ビール ビール】ドラフトギネス 8本セット 330ml×8本

ダブリンから他の都市

首都のダブリンはヨーロッパの趣が感じられる建物が多いですが、電車で30分くらい離れると自然豊かな景色を見ることができます。もし語学学校に入学する場合、学校によっては週末に日帰りや泊まりでツアーを企画してくれるところもあるので、そのツアーで有名な場所をまわるのも良いと思います。

最後に

いろいろ語ってまいりましたが、私が一番伝えたいことは、「まず行動してみよう!」ということです。

なぜ留学なのか?

その前にアイルランドはどういった国かどういった準備が必要かといった事前知識はとても大事であり、ある種当たり前の行動ですが、知識だけを入れて満足したり、計画段階で行くのが怖くなってしまったり、仕事が休めないとか忙しいからといった言い訳をして逃げるのはもうやめましょう。

時間がとても勿体無いです。

私はStudent Visaで留学しましたが、そもそも海外に行く決意をしたのが遅かったためにワーキングホリデービザの取得ができませんでした。ですが、実際留学してみて後悔はありません。学びの方が多かったからです。

なので、この記事が留学に向けてほんの少しでも背中を押せるものになれば幸いです。

ご意見・ご感想等ありましたら、コメント欄までお寄せください。

今回も、拝読ありがとうございました。

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